食事と生活を守る ― リハビリまで行う訪問歯科の役割

こんにちは!港区目黒区世田谷区を中心に摂食・嚥下と口腔ケアを専門的に行う訪問歯科の六本木ルアナ歯科、歯科医師の宮本 幸奈です。

高齢者の生活において、「食べること」と「口腔の清潔」は生命線です。

一見すると些細な「むせ」「食べこぼし」「噛みにくい」といった症状も、放置すれば誤嚥性肺炎低栄養につながり、日常生活動作(ADL)の低下を招きます。

実際に、高齢者はADLが落ちると一気に体力が低下し、肺炎や入院につながるケースが少なくありません。

この悪循環を断ち切るために、訪問歯科では歯科治療だけでなくリハビリまで行うことが重要なのです。


訪問歯科が行う口腔リハビリとは?

訪問歯科で行うリハビリは「口の機能をトータルで維持・回復すること」を目的にしています。

1. 嚥下リハビリ

  • 嚥下内視鏡(VE)を用いた検査で飲み込みの状態を正確に評価。
  • 個別の嚥下リハプログラムを作成し、誤嚥を防ぐ。
誤嚥の様子

2. 咀嚼リハビリ

  • 舌・頬・口唇の筋肉を鍛えるトレーニング。
  • 歯科治療により噛む力を維持し、食事の幅を広げる。

3. 発音リハビリ

  • 構音訓練や可動域訓練で、会話の明瞭さを改善。
  • 高齢者の「話す喜び」を守る。

4. 呼吸サポートと口腔清潔維持

  • 呼吸と嚥下のタイミングを整えるトレーニング。
  • 日常的な口腔ケア指導で誤嚥性肺炎を予防。

なぜ訪問歯科でリハビリを行うのか?

病院でのリハビリも大切ですが、自宅や施設という生活の場で継続できることに大きな意味があります。

  • 入院や外来通院の負担を減らせる
  • 実際の食事環境に合わせた指導が可能
  • 訪問医・看護師・リハ職と連携し、在宅で包括的なケアを提供できる

つまり、訪問歯科は「食の入口を支える専門職」として、高齢者の生活を守る最後の砦なのです。


港区・目黒区・世田谷区で訪問歯科をお探しの方へ

六本木ルアナ歯科 訪問部では、

  • 港区
  • 目黒区
  • 世田谷区

を中心に、ご自宅・施設への訪問歯科診療を行っています。

歯科治療だけでなく、嚥下検査や口腔リハビリまで含めた包括的なサポートを提供しています。

「食べる喜びを守りたい」「誤嚥性肺炎を繰り返したくない」

そんなご本人やご家族、ケアマネジャー・訪問看護師の方はぜひご相談ください。


まとめ

訪問歯科は「削る」「入れ歯を作る」だけではなく、高齢者が日常生活を続けるために必要なリハビリを提供する場でもあります。

ADLの低下は、誤嚥性肺炎や入院リスクを一気に高めます。

だからこそ、食事と口腔管理を支える訪問歯科の存在は欠かせません。

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