【良い歯の日】4月18日。いつまでも元気に過ごすための「お口の習慣」を教えます!
こんにちは、東京都港区で訪問歯科を行っている六本木ルアナ歯科の宮本 幸奈です。
4月18日は「良い歯の日」ですね。
訪問診療で多くの患者様のお宅を伺っていると、「年だから仕方ない」「食べる量が減ったのは歳のせい」とおっしゃる方をよく見かけます。でも、実はそのお悩み、「お口のケア」で大きく改善する可能性があることをご存知でしょうか?
お口の健康は、単に「歯があるかないか」だけの問題ではありません。実は、介護が必要な状態になるのを防ぐ(介護予防)ための、最も大切なカギなのです。
今日は「良い歯の日」をきっかけに、ご自宅ですぐに始められる「健康長寿のためのお口の習慣」をお伝えしますね。
なぜ「お口のケア」が介護予防になるの?
「食べる」ことは「生きる」こと。
お口の状態が悪くなると、噛みにくくなって食事が楽しめなくなり、栄養不足から筋力が低下します。すると、転倒しやすくなったり、体力が落ちたりして、結果として介護が必要な状態に近づいてしまうのです。
また、お口の中の汚れ(細菌)は、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)という、命に関わる病気の原因にもなります。つまり、お口を清潔に保ち、しっかり噛んで食べることは、最強の介護予防と言えるのです。
訪問歯科医直伝!今日からできる「3つの習慣」
ご自宅で過ごされている方も、ご家族ができるサポートも、ぜひこの3つを意識してみてください。
1. 「お口の乾燥」を防ぐ(ドライマウス対策)
年齢とともに唾液の量は減り、さらに冬から春にかけての乾燥、お薬の影響などで、お口がカラカラになりがちです。乾燥は細菌が繁殖する絶好の環境!
- 対策: こまめな水分補給はもちろん、市販の「口腔保湿ジェル」やスプレーを有効活用しましょう。スポンジブラシに保湿ジェルを塗って、お口の中を拭うだけでも、驚くほどスッキリしますよ。
2. 「飲み込む力」を衰えさせない(舌の体操)
食事中にむせたり、飲み込みにくさを感じたりしていませんか?
- 対策: 食べる前の「パタカラ体操」がおすすめです。
- 「パ・タ・カ・ラ」と大きな口でゆっくり発音してみてください。唇や舌を動かすことで、飲み込む力が鍛えられます。食前のちょっとした習慣にするだけで、誤嚥を防ぐ強いお口になります。
3. 「プロのメンテナンス」を定期的に
ご自身やご家族のケアだけでは、どうしても落としきれない汚れや、気づかないうちに進んでいる歯周病があります。
- 対策: 「痛くなってから歯医者」ではなく、「痛くならないために訪問歯科」を利用してください。私たちがご自宅まで伺い、専門的なクリーニングや入れ歯の調整を行うことで、食事の味や噛み心地が劇的に変わります。
最後に:良い歯で、毎日を笑顔に
私の訪問先で、入れ歯を調整して「やっと好きなお肉が食べられた!」と、満面の笑みを見せてくださった患者様がいました。その時の笑顔は、本当に輝いていました。
お口が元気になれば、食事も会話も楽しくなり、自然と笑顔が増えます。その笑顔こそが、ご本人にとっても、支えるご家族にとっても、何よりの幸せではないでしょうか。
「最近、食事が進まないかな?」「お口が乾いているみたい」と少しでも気になったら、いつでもご相談ください。
4月18日。今日はぜひ、ご家族でゆっくりと鏡でお口の中を覗いてみてください。「今日もきれいに磨けているね」といった言葉かけが、一番の健康への第一歩です。
皆さんの毎日が、おいしい食事と笑顔で満たされますように!



