在宅でできるVE(嚥下内視鏡検査)の実際 ― 訪問歯科で支える安全な食事
東京港区目黒区世田谷区を中心に嚥下と口腔ケアを専門とする訪問歯科を行っております六本木ルアナ歯科の宮本 幸奈です。
高齢者の誤嚥性肺炎は、在宅医療・介護における大きな課題です。
「むせる」「飲み込みに時間がかかる」などの症状があっても、病院へ通院して嚥下検査を受けることはご本人・ご家族にとって大きな負担になります。
そこで活用できるのが、訪問歯科による**嚥下内視鏡検査(VE: Video Endoscopy)**です。
病院に行かなくても、ご自宅や施設で安全に嚥下機能を評価できることが大きな特徴です。
VE(嚥下内視鏡検査)とは?

- 細い内視鏡を鼻から挿入し、咽頭や喉頭の動きを観察する検査。
- 食べ物や飲み物を実際に摂取しながら、「飲み込みの流れ」「誤嚥の有無」「嚥下のタイミング」を確認できる。
- 透視検査(VF)と異なり、放射線設備が不要で自宅でも実施可能。
在宅で嚥下検査を行うメリット
- 通院負担を減らせる 寝たきりや車いすの方でも、移動せず自宅で検査可能。
- 生活環境に即した評価ができる 実際の食事環境で検査できるため、日常に直結したアドバイスが可能。
- その場でリハビリ方針を決定できる 結果をもとに、嚥下訓練や食事形態の調整を即時に提案。
訪問歯科が担う役割
訪問歯科での嚥下検査は、他職種との連携の中で行われます。
- 嚥下リハ職(言語聴覚士)や看護師との情報共有
- 医師への報告による適切な栄養管理・治療方針の提案
- 歯科衛生士による口腔ケア・誤嚥予防ケアの実施
つまり、VEは単なる検査ではなく、在宅チーム医療のハブとしての役割を果たします。
港区・目黒区・世田谷区でVEを受けられます
六本木ルアナ歯科 訪問部では、
- 港区
- 目黒区
- 世田谷区
を中心に、嚥下内視鏡検査(VE)を含めた嚥下検査を実施しています。
「最近むせが増えた」「食事が細くなった」などのサインがある方は、早めの評価が大切です。
まとめ
VE(嚥下内視鏡検査)は、在宅で安全に行える嚥下評価です。
訪問歯科が関わることで、食べる喜びを失わずに、誤嚥性肺炎を防ぐことができます。
高齢者の「食べる力」を守るために、ぜひ六本木ルアナ歯科訪問部の嚥下検査をご活用ください。
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