訪問歯科が介入するベストタイミングとは
こんにちは。
東京港区で訪問歯科を行っている六本木ルアナ歯科院長の宮本 幸奈です。
訪問歯科は、「歯が痛くなってから呼ぶもの」と思われがちです。
しかし実際には、
最も大切なのは“痛くなる前”のタイミングです。
特に重要なのが、退院直後です。
なぜ退院直後が重要なのか
入院中は、
・食事形態の変更
・経口摂取量の低下
・口腔ケア不足
・義歯未使用
といった状況が起こりやすくなります。
その結果、
✔ 嚥下機能の低下
✔ 義歯不適合
✔ 口腔乾燥
✔ 口腔内細菌の増加
が進んでいるケースが少なくありません。
退院後すぐに口腔環境を整えることが、
再入院予防につながります。
こんなケースは“必ず”お声がけください
- 入院をきっかけに食事量が減った
- 義歯を使わなくなった
- 体重が減少している
- 誤嚥性肺炎の既往がある
- 終末期で経口維持を希望している
訪問歯科が介入することで、
・義歯調整
・咀嚼機能の評価
・口腔衛生管理
・嚥下リスクの確認
が可能になります。
早期介入は、結果としてケア負担の軽減にもつながります。
「今は大丈夫そう」が一番危険
ご本人が「痛くない」とおっしゃっていても、
・口をもごもご動かしている
・食事に時間がかかる
・会話量が減る
といった小さな変化が出ていることがあります。
症状が明確になる前に整えることが、
医療としての本質だと考えています。
介入していない場合は、ぜひ一度ご相談を
訪問歯科がまだ入っていないケースでは、
退院後1か月以内の評価をおすすめしています。
「歯科は後回し」になりがちですが、口腔環境は全身状態と密接に関わります。
医・食・住を整えるうえで、“口”は中心にあると考えています。
口からはじまる、しあわせの循環を
私は口腔外科で、
全身管理と口腔の関係を数多く経験してきました。
だからこそ、退院後の早期介入を大切にしています。
もし現在、訪問歯科が介入していない利用者様がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度お声がけください。
小さな調整が、大きな安心につながります。


